名古屋市の中村区役所

 15日午前、名古屋市の中村区役所で、カッターナイフで職員を脅し、金を要求したとして、58歳の無職の男が逮捕されました。男は「生活保護費を早くもらいたかった」と供述しています。

 警察などによりますと、15日午前9時半ごろ、中村区役所の生活保護を担当する窓口で男がカッターナイフを取り出し、受付の男性職員(25)に対し「金を出さないと刺すぞ」と脅しました。

 男性職員からの通報で警察官が駆け付け、その場にいた無職の湯浅修一容疑者(58)を、強盗未遂の現行犯で逮捕しました。

 男性職員や区役所の利用者らにケガはありませんでした。

 調べに対して、湯浅容疑者は「脅してお金を払わせるためにカッターナイフを見せました」と容疑を認めたうえで、「生活保護費を早くもらいたかった」と供述しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9cccd3a6683c7fa71b39591d3374332061f787f