富士そば“強盗事件”は従業員の嘘 防犯カメラに“男”の姿なし「借金があって金を取りました」 川崎市・元住吉駅前

 川崎市のそば店で、警察が強盗として捜査していた事件で、警察は従業員の説明は嘘で強盗の事実はなかったと発表した。

 午前5時前、川崎市の東急東横線の元住吉駅近くのそば店「富士そば」から通報があった。警察官が駆け付けたところ、58歳の男性従業員が手や足を縛られた上、券売機が開けられていた。

 従業員は男が侵入してきたなどと説明したため、警察は強盗事件として捜査していた。捜査の中で店の外にある防犯カメラを調べていたところ、男の姿は映っていなかった。

 その後、警察が従業員に確認したところ、「借金があって金を取りました」と話したということで、警察は強盗の事実はなかったと判断した。

 改めて従業員から事情を聴く方針だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b25564f5fd1178257c0a840bcda43abc05f9b734