インターネット掲示板「嫌儲」のレスを人工知能(AI)判定にかけたところ、約37%がAIによって生成されたものであることが分かった。この驚くべき事実は、嫌儲板の住人であるネットユーザーが自ら行った調査で明らかになった。

調査は、オープンソースのAI判定ツール「OpenAI Detector」を用いて行われた。このツールは、テキストが人間かAIかを判断することができる。調査者は、過去一週間分の嫌儲板のレスをランダムに抽出し、合計1000件をOpenAI Detectorに入力した。

その結果、370件(37%)が「Highly likely generated by OpenAI」という結果が出た。つまり、これらのレスは人間ではなくAIによって書かれた可能性が非常に高いということだ。一方、「Highly likely written by a human」という結果は630件(63%)だった。

調査者は、「これは衝撃的な発見です。嫌儲板は人間同士のコミュニケーションや議論の場だと思っていましたが、実際には半分近くがAIによる書き込みだったということです。どうしてこんなことになったのでしょうか?誰が何の目的でこんなことをしているのでしょうか?この問題は深刻です」とコメントした。

また、「OpenAI Detectorは完璧ではありません。実際にはもっと多くのレスがAI生成だった可能性もあります。また、他の掲示板やSNSでも同じような現象が起きている可能性もあります。私達はインターネット上で本当に信頼できる情報や相手を見極める必要があります」と警鐘を鳴らした。

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