あなたは仕事中、どこで昼休憩をとっているでしょうか。職場に休憩する場所があったとしても、
「一人になりたい」「タバコを吸いたい」「ゆっくり眠りたい」などの理由で、自家用車の中で休憩している人もいるかもしれません。

一人きりになれて快適な車内ですが、夏は熱がこもりやすく、冬は冷え込みます。エンジンをかけ、
快適な温度に設定している人もいることでしょう。温度調整が不要な季節でも、スマートフォンを充電したり、
テレビを見たりするためにエンジンをかけっぱなしにして過ごす人もいるかもしれません。

ただ、ガソリン代が高騰しているので、エンジンをかけっぱなしにすることでどのくらいのコストがかかるのか気になりますよね。
本記事では、車でエンジンをかけっぱなしにして昼休憩を過ごした場合、年間どれくらいのコストがかかるのか試算します。

エンジンをかけっぱなしで月2158円
一般的な昼休憩1時間のうち、前後5分を除いた約50分間、車内でエンジンをかけたまま休憩すると仮定しましょう。
車はガソリン車とします。

停車時にエンジンをかけっぱなしにすることを「アイドリング」と呼びます。環境省によると、
10分間のアイドリング状態(エアコン不使用)で、130ミリリットル程度のガソリンを消費するそうです。
2023年3月時点でガソリンの平均価格は1リットル当たり約160円なので、130ミリリットル当たりのガソリン代は約21円です。
つまり、約50分間のアイドリングで約104円のガソリンを消費することになります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f90bc099d1fbefc8c4c2f3cde6ba3288a26ed3ce