タランティーノ 監督業引退、最後の映画のタイトル発表 主役には女性起用へ
映画監督で脚本家、自身の作品に俳優としても出演するクエンティン・タランティーノ(59)の最後の監督作の映画のタイトルは、映画評論家を意味する『ザ・ムービー・クリティック』となるそうだ。
関係者によると、同作は『キル・ビル』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など成功を収めてきたタランティーノが監督する最後の作品となるという。
タランティーノ自ら脚本を執筆し、年内に撮影開始の同新作は、1970年代後半のロサンゼルスを舞台に、女性の主役を描くと言われている。モデルは、史上最も影響力のある批評家の1人、
好戦的な態度で編集者や映画製作者と戦っていたことで知られるポーリン・ケイルになる可能性があるという。タランティーノが深く敬服していることで知られるケイルは、1970年代後半にウォーレン・ベイティの要請によりパラマウントでコンサルタントとして働いていたこともあり、脚本の時代背景とも一致する。
そんなタランティーノは、10作目の映画を最後に「惜しまれながら」監督業を引退する意向であることをこれまでに何度も語ってきている。
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