旅館に住み込みで働く男性を繰り返し暴行してけがをさせたとして、大阪府警は１７日、和泉市、旅館経営の男（４５）を傷害容疑で再逮捕した。
「いたずらの範囲」と容疑を否認しているという。その後、男性は死亡。府警は傷害致死容疑も視野に調べる。
男は２月中旬頃から同月２５日頃、府内の複数の場所で、アルバイト男性（５９）を殴打し、熱湯を浴びせるなどの暴行を加え、多発肋骨（ろっこつ）骨折などの重傷を負わせた疑い。男性は衰弱したまま放置され、同日、低体温症で死亡した。
府警は同２６日、男性を放置したとして、男を保護責任者遺棄容疑で逮捕。府警の調べに、男は「仕事から２人で帰宅後、男性が座り込んで動かないのでお湯をかけた。その後、動かなくなった」と説明したという。府警は暴行との因果関係を調べる。
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