財界二世学院(ざいかいにせいがくいん)は、かつて東京都港区高輪に存在した教育機関(専修学校)の名称。企業の経営者が後継者となる息子へのバトンタッチという企業そのものの発展の鍵となる分野の教育を行うことを目的としていた。

1989年4月に創立され、理事長は当時不動産会社社長を務めていた小野寺紘毅。学部は企業継承学部・国際経営学部・国際文化交流学部を置いた。企業継承学部は入学金100万円を含め、入学時に1000万円を前納する必要があり、その額の高さが当時話題になったという。小野寺が経営する会社が倒産したことによる影響もあってか、ほどなくして姿を消した。学院が使用していたフロアは現在別のテナントに賃貸しされているが、ビル名に名称が残っており、看板や窓に描かれた「財界二世学院」の文字が、今でも道行く人々の好奇の目を惹いている。

泉岳寺の赤穂義士祭では財界二世学院主催義士行列が見られる[1]。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/財界二世学院