他人と違う生活をして何が悪い
20年前から裸足で生活する男性「足裏で大地を感じていると、すべてを楽にこなせるようになりました」
2023.3.19
数年前、ジョーゼフ・デルーヴォ・ジュニア(59)は高級スーパーに立ち寄り、卵だけを買ってすぐに出ようとした。
しかし乳製品コーナーで店長に制止され、こう声をかけられた。
「靴を履いていませんが」
店長の指摘通り、デルーヴォは靴を履いていなかった。というより、彼は普段からほとんど靴を履かない。
店長は保健衛生基準を持ち出した。デルーヴォが、法には触れていないと突っぱねると、保険契約に引っかかるなどと言葉を濁した。
これに対してデルーヴォは、「裸足よりハイヒールのほうが、けがをする人がはるかに多いじゃないか」と言い返した。
しびれを切らした店長はついに、「あるお客さまから苦情が寄せられています」と言ってきた。
「お引き取りください」
デルーヴォが靴を履かなくなったのは、外反母趾がひどく痛むからというのがそもそもの理由だったが、いまや裸足で過ごすのは身体的な理由を超えている。
彼は、人々が見知らぬ他人の型破りな生活スタイルを許容し、進んで理解しようとするかどうかを測る、「寛容度のリトマス紙」的な存在なのだ。
(つづきはソースで)
https://courrier.jp/media/2023/03/16050141/CONN-BAREFOOTED-2-e1678878284493-1600x900.jpg
https://courrier.jp/news/archives/319437/