未来が過去に影響を与えるという「逆行性」が科学者や哲学者の間で注目されている
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これまでに「あの時こうしておけばよかった」など後悔した経験がある人は多いはず。過去の行動が未来に影響を及ぼす「順行性」という概念が現代の科学では一般的ですが、一部の物理学者や哲学者の間では、未来の行動が過去の結果に影響を与える可能性があるという「逆行性」という概念が注目されています。

逆行性の可能性について研究を行っているサンノゼ州立大学の物理学者、ケネス・ウォートン氏やケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのヒュー・プライス氏らは、量子力学の領域では、「量子もつれ」や「トンネル効果」などの不思議な現象が発生することを例に挙げ、過去の行動が未来に影響を及ぼす「順行性」に対して疑問を投げかけています。