千葉県内の集合住宅の敷地で13歳未満の女児に性的暴行を加えたとして、強制性交の罪に問われた警視庁公安部の元巡査部長小林徳之被告(39)に、
千葉地裁松戸支部は20日、懲役4年4月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

本間敏広裁判長は判決理由で、エレベーター内で女児の口をふさいで「殺すぞ」などと脅して暴行していたと指摘。

「通り魔同然で悪質。警察官として国民の安全を守る立場で、強い非難に値する」とした。

判決によると、昨年5月4日午後3時半ごろ、女児に性的暴行を加えた。
昨年10月に千葉県警が逮捕し、同12月に警視庁が懲戒免職処分とした。

逮捕時の記事
https://friday.kodansha.co.jp/article/273156?page=1

10代の女性を…公安部の巡査部長「屋外で性的暴行」卑劣な手口
2022年11月02日

10月31日、千葉県警は県内に住む10代の女性Aさんに性的暴行を加えたとして警視庁公安部の巡査部長・小林徳之容疑者(39、松戸市河原塚)を逮捕した。
強制性交と邸宅侵入の容疑だ。
事件はゴールデンウィーク中の、今年5月4日午後3時半すぎに起きた。

「小林容疑者とAさんに面識はなかったようです。小林容疑者にとって、Aさんは好みのタイプだったのでしょう。
路上で見かけ、Aさんの自宅まで後をつけました。その後、Aさんの住む集合住宅内に侵入。
『騒ぐな』などと脅し、屋外スペースで1時間近くにわたり性的暴行を加えたようです」(全国紙社会部記者)

Aさんは、その日のうちに母親とともに近くの交番へ被害届を提出。防犯カメラの映像やDNA鑑定などから、捜査線上に小林容疑者が浮上した。

「事件当日、小林容疑者は非番だったそうです。小林容疑者は勤続15年ほどで、仕事上では大きなトラブルはなかったとか。
驚くのは、事件後も通常通り公安部に出勤していたことです。逮捕される半年近くもですよ。調べに対し、小林容疑者は容疑を否認しています」(同前)