宇都宮LRTで銅線切られ盗難

宇都宮市は20日、試運転中の次世代型路面電車(LRT)の飛山城跡停留場(宇都宮市竹下町)付近で、車両に電気を供給するために使われるケーブル(計約300メートル)が盗まれたと発表した。市は同日、宇都宮東署に被害届を出した。

発表によると、軌道脇の側溝に格納されているケーブル3本のうち2本が切断され、それぞれ約150メートル分が持ち去られていた。ケーブル内部には、直径2センチほどの銅線が通っているという。

現場は高架になっており、関係者以外は立ち入り禁止になっている。LRTの運営会社が15日に点検を行った際には異常がなかったが、側溝の蓋にがたつきがあったため市職員が20日午後5時頃に点検し、盗難に気付いた。

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