【MLB】WBC不参加の千賀 「メジャーで活躍したいのにメジャーの準備をせずWBCに出るのは矛盾していると思った」


今回のWBC出場を検討するにあたり、大先輩のダルビッシュ有から様々な注意点を聞かされていたという。ボールが大きく、滑りやすいこと。日本よりも過密なスケジュールであること。文化の違いによって食事や栄養のバランスが変化することなど。

それらを踏まえ、千賀は「メジャーで活躍したいのに、その準備をせずWBCに出場するのは矛盾している」とWBC不参加を決めた。 実際、千賀は右手人差し指の付け根付近の炎症でオープン戦の登板を回避した。ビリー・エプラーGMによると、慣れないアメリカのボールを強く握りすぎたことが原因だという。もしこの問題がWBCの大会中やWBCからチームに戻ったあとに発生していたら、千賀はシーズンの一部を欠場することになっていたかもしれない。しかし、すでにオープン戦での登板を再開しており、開幕ローテーションの一員としてシーズンを迎えられる見込みだ。

「侍ジャパンからのオファーを断ったのは、シーズンに向けて準備をする必要があったから」と、何よりもメジャーの舞台で活躍するための準備を優先した千賀。その決断が報われる日が必ずやってくるはずだ。

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