劇的サヨナラ打の村上宗隆「バントも頭をよぎった」栗山監督の言葉に背中を押され意地のひと振り【WBC】


WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は日本時間21日に準決勝が行われ、侍ジャパンが劇的サヨナラ勝利でメキシコ代表を6xー5で下し、09年以来3大会ぶり3度目の決勝進出を果たした。14年ぶりの世界一奪還に向け、ついに“残り1勝”となった。

サヨナラヒットを放った村上宗隆(23・ヤクルト)が試合後会見に臨み、サヨナラの場面について「翔平さんが塁に出てくれて正尚さんがフォアボールで繋いでくれたんで、ちょっとバントも頭をよぎったんですけど城石さん(城石コーチ)から監督が「もう、宗に任せた。思い切って行ってこい」と言われたので腹くくって行きました」と語り、「あの打球を打った時には、もしかしたら入るんじゃないかなと思ってたんですけど、パワーがなかったんで手前で失速してしまったんですけど、ランナーが周東さん、凄い足早いランナーだったんで『あっ、サヨナラだ』という風に思った」と冷静に解説した。

村上の活躍を信じている栗山英樹監督(61)に対しては「このWBCで、一番大きな大会でなかなか結果が出ず、監督もすごい僕に対して気を使ってくれたりだとか打順の中でいろんな事を、試合前だったりとか言ってくれていたので、凄いその気持ちも伝わってましたし、何とかしたいなっていう思いは凄くありました」と感謝の気持ちを口にした。

決勝に向けては「シーズン中もよく三振しますし、よくエラーもしますし、それがWBCでね、すごい目立っちゃったんで、自分の中では調子がいいか。悪いかって言ったら悪い方だったんですけど。チームの皆さんに助けられたのもありますし、本当にその周りの力というかチームのありがたさ、チームの団結、凄いそういうところを感じました」とサヨナラの一打で調子をあげ、アメリカとの一戦に臨む。
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