生徒と2人で温泉施設に… 「性欲を満たすためにやった」中学校教諭の男を逮捕 | 熊本のニュース|RKK熊本放送
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2022年9月1日(木) 18:55

温泉施設で男子生徒の裸を撮影したとして、中学校教諭の男が逮捕されました。

児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕されたのは中学校教諭の男(41)です。

男は 7月3日、熊本県内の温泉施設を生徒と2人で訪れ、生徒の裸をデジタルカメラで動画撮影し、児童ポルノを製造した疑いが持たれています。

男は警察の調べに対し「性欲を満たすためにやった。間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は8月26日、この男の自宅や学校などの家宅捜索を行い、製造したとみられる映像などおよそ70点を押収しました。

初公判で、元教諭は起訴内容を認めた上で「罰ゲームを行う中で性癖がエスカレートした」と述べました。
検察側は「生徒の信頼や関係性を利用した卑劣な行為」と指摘し、懲役1年6か月を求刑。

一方、弁護側は「反省し、再犯防止の監督者もいる」として執行猶予付きの判決を求めました。

2022年12月、熊本地方裁判所は男に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

判決で山口 智子(やまぐち ともこ)裁判官は「生徒を利用した犯行は悪質で、その刑事責任を軽く見ることはできない」と判決の理由を述べました。

なお、熊本県教育委員会は12月6日付けでこの男を懲戒免職処分にしています。