中国のパンダ専門家が米メンフィス動物園に到着 ヤーヤーを連れて帰国へ
2023-03-21 11:28:44

 やせ細って衰弱していることなどで注目されている米国に貸与されたジャイアントパンダのヤーヤー(丫丫)が、まもなく帰国することになりました。北京動物園の獣医師と飼育員からなる中国専門家チームは米テネシー州のメンフィス動物園に現地時間16日に到着しており、このチームがヤーヤーを連れて帰国します。
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 北京動物園の2人のスタッフは中国国内で長期にわたり飼育パンダを守る仕事に従事しており、パンダの飼育と診療について豊富な経験を持っています。北京動物園の2人の専門家は今後しばらく、現地滞在中の中国動物園協会の専門家とともに、ヤーヤーの生活習慣や飼育状況を把握し、米国側スタッフと共同でヤーヤーの飼育やケア、さらに健康状態の評価を行うとのことです。

 ヤーヤーは帰国後、まず上海で隔離検疫を受けます。世界動物保護協会に所属する科学者の孫全輝氏は、「ヤーヤーが帰国後の新しい生活環境に不安を感じないように、見物客の影響を極力減らすとともに、口に合う餌と適切な居住環境を提供して、新しい環境にできるだけ早く慣れるよう手助けすべきだ」と説明しました。
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