学校では「不審者に気を付けて」と教えているかもしれませんが、海外ではそうした教え方はしていません。

不審者、つまり「これから犯罪をしようとする人」は、見ただけでは分からないからです。
「不審者に注意しましょう」と言われても、注意のしようがないのです。むしろ、人間不信や差別意識を植え付けてしまうかもしれません。

海外では「危ない人」ではなく、「危ない場所」に注目しています。
「危ない場所」なら、見ただけで分かるからです。

実は、子どもの誘拐事件の8割は子どもがだまされて、自分からついていったケースです。
人に注目しているからウソをつかれ、だまされてしまうのです。
しかし景色はウソをつきません。
場所の景色だけが「だまし」に気づかせてくれるのです。
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/480198.html