昭和時代は週6勤務が当たり前! 労働者の味方「週休2日制」が広まったのはいつだったのか?

1980年代になると日本人の働き過ぎが問題となり、労働時間を短縮する方向へと制度改革が進みます。このなかで1987年には労働基準法が改定され、週40時間(5日間)に労働時間が削減されています。

 実際のところ、この法改正で一律週休2日制が始まったわけではなく、前後して週休2日制の導入が段階的に進んでいくことになりました。

 さまざまな業種があるなか、最も早く土曜日を休業とする制度改革を進めていたのは金融関連の業界でした。とりわけ銀行は、早い段階から土曜休業の実施を検討しています。

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