「当て逃げにあった」と通報の男 逆にバイク運転の男性をひき逃げした疑いで逮捕 大阪・寝屋川市
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 大阪府寝屋川市で、バイクに当て逃げされたと110番通報した男が、逆にバイクを運転していた男性をひき逃げした疑いで24日、逮捕されました。

 警察によりますと、23日午後6時半ごろ、寝屋川市で男から「当て逃げにあった。相手はバイクで発生したのは5分前だ」などと110通報がありました。

 警察が駆け付け、男や目撃者に話を聞いたところ、男が運転する車が前を走行していたバイクを追い抜こうとして接触し、そのまま走り去っていたことがわかりました。

 バイクは接触の際に転倒し、運転していた48歳の男性は、足の指の骨を折る大けがをしました。男性は転倒後300メートル先まで走行し、110番通報していました。

 警察は「当て逃げにあった」と通報してきた寝屋川市の無職・山田孝司容疑者(68)をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。調べに対し、山田容疑者は「事故があったことは認めるが、逃走はしていない」と話しているということです。

 警察は山田容疑者が当て逃げにあったように装った可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。