習志野市の政治経済、IT、学術機能が集中する国内有数のサイバーシティ「津田沼」。
昼間は大手企業のビジネスマンや名門理工系大学の学生、将来を嘱望されるエリート予備校生らが街を足早に闊歩し、「ここはニューヨークか」と見紛うほどの熱気に包まれている。

こんな街の顔も、夜には冷酷なコンクリートジャングルへと一変する。
数々の修羅場を潜りぬけた荒くれ男どもが集い、いつ強姦や殺人などの凶悪犯罪が起きてもおかしくない「クライムシティー」としての表情を見せ始めるのだ。

「眠らない街」津田沼はどこに行くのか。