カーテンの内側、ベッドで一日を過ごす子ども 難病で長期入院「思春期ルーム」が必要なわけ 少子化も影響(withnews)
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「自分の部屋がほしい」という気持ちは、思春期に多くの人が抱いたことがあるでしょう。それは、病気により時に年単位で入院しなければならない子どもも同じです。思春期の患者に専用の居場所を設けるための医療機関のクラウドファンディングが、ネットで多くの支援を集め、注目されています。経緯を取材しました。(朝日新聞デジタル機動報道部・朽木誠一郎)
【画像】気になる「思春期ルーム」のレイアウトイメージや設備・家具のプラン
「仕方ない」と受容してしまう子ども
「入院すると、子どもたちは『こういうものだ』と受容してしまうんです」
そう話すのは群馬大学医学部附属病院小児科教授の滝沢琢己さんです。
医療機関に、幼児用のプレイルームが設置されている例は、多くあります。もちろん病室では、大部屋でもカーテンなどで一定のパーソナルスペースは確保されています。
でも、「思春期の子ども」が「自由な時間を過ごすことができる空間」というのは、ほとんどなかったと言います。
「入院中でも、中学生らしく過ごす時間がほしい」
これは、同院に入院していた中学生の声。そんな思いを抱えていても、「入院中だから仕方ない」と諦めてしまう子どもたちがたくさんいることを、滝沢さんたちは課題だと感じていたそうです。
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