WBC栗山監督 Z世代の心をつかむ「令和のリーダー術」に称賛!
森保監督との共通点
3/24(金) 6:00配信
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、見事優勝を
果たした侍ジャパン。14年ぶりの王座奪還に導いた栗山英樹監督(61)に、
称賛の声が上がっている。
今大会で特に目立っていたのが、いわゆるゆとり世代・Z世代と
呼ばれる20代の活躍だ。佐々木朗希(21)は160キロ超えの投球を連発し、
ラーズ・ヌートバー(25)はムードメーカーとしてチームを盛り上げた。
栗山監督の愛弟子でもある大谷翔平(28)は二刀流の活躍を見せ、
アメリカとの決勝戦ではスター選手のマイク・トラウト(31)から
三振を奪って試合を締めくくった。
不振が続いていた村上宗隆(23)も、準決勝のメキシコ戦で
サヨナラタイムリーヒットを決めると、続く決勝戦でもソロホームランを
放ち覚醒。「バントも頭をよぎったんですけど、監督が
『ムネにまかせた』と言ってくれて、腹をくくっていきました」と
振り返っている。
若手選手の活躍といえば、記憶に新しいのがサッカー・カタールW杯の
森保ジャパン。20代前半の堂安律(24)や三苫薫(25)が活躍し、
強豪のドイツ、スペインを撃破した。森保一監督(54)の采配が脚光を浴びた。
ゆとり世代、Z世代に最大限力を発揮させる“令和の名監督”の
マネジメントには、どんな共通点があるのだろうか。『部下 後輩 年下との
話し方』の著者であり、栗山監督と対談経験もある心理カウンセラー・
五百田達成氏はこう語る。
「2人とも、『上司と部下』『監督と選手』というよりも、
対等なパートナーシップを築こうとする雰囲気がありました。
若い、とくにZ世代は『上から目線』に敏感で、高圧的な態度には
『古いな』と感じやすい。組織への帰属意識も上の世代と比べると希薄で、
個人主義です。
一方的に『経験を積め』『先輩から学べ』というのではなく、
『あなたたちはパートナーである』という姿勢が、彼らに響く
令和の接し方です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f38640b5c7773d2d1219cb978b42dc3e0fee6db4