https://gigazine.net/news/20230328-twitter-for-you-only-verified-accounts/
Twitterを買収してCEOに就任したイーロン・マスク氏が、Twitterの「おすすめ」タブに表示されるアカウントは、認証済みバッジを取得したアカウントのみになると発表しました。これに合わせて、投票機能も認証済みアカウントのみが投票可能になるとアナウンスされています。
2023年3月28日、イーロン・マスク氏が自身のTwitterアカウントで「4月15日以降、認証済みアカウントのみがおすすめに表示されるようになります。これは高度なAIボットの群れに対する唯一の現実的な手段です。そうでなければ絶望的な負け戦です。投票機能でも同じ理由で認証済みアカウントが必要となります」とツイートし、「おすすめ」に表示されるアカウントおよび投票に回答できるアカウントを、「認証済みバッジ取得アカウント」のみに制限すると発表しました。
Twitterの「おすすめ」タブは、タイムラインの最上部に表示されており、英語表記は「ForYou」です。「フォロー中」は自身のTwitterアカウントでフォローしているアカウントのツイートが表示されますが、「おすすめ」では自身がフォローしているアカウントやいいね・リツイートしたツイートの傾向に基づきTwitterがおすすめのツイートを表示してくれます。記事作成時点ではユーザーの趣味嗜好に合わせたツイートが表示されるタブですが、ここに表示されるツイートが「認証済みバッジを取得したアカウントのツイート」のみになるわけです。
マスク氏に買収される前、Twitterはアカウント名の横に青色チェックマークで表示される認証済みバッジを、著名人などが利用するアカウントが本物であることをわかりやすく示すために利用していました。しかし、マスク氏に買収されたのち、Twitterは認証済みバッジを誰でも購入できるように変更。
さらに、2023年4月1日以降はTwitter Blueに加入していない認証済みバッジ取得アカウント、つまりはマスク氏がTwitterを買収する以前から認証済みバッジを取得していた著名人のTwitterアカウントから、認証済みバッジ(青色チェックマーク)を削除すると発表しました。