岡山市北区で２月に発生した重傷ひき逃げ事件で、警察は２８日、逃げた車を運転していた２１歳の男を逮捕しました。また同乗していたとみられる大学生など３人も犯人隠避の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、逮捕された岡山市中区の無職、赤木嵩介容疑者（２１）は、２月６日午前０時すぎ、岡山市北区西古松で普通乗用車を運転中、危険な速度で赤信号を無視して交差点に進入し、青信号で交差点に進入してきたタクシーと衝突、乗っていた３人に軽いけがを負わせ、そのまま現場から逃走しました。

さらに北区東古松で、また危険な速度で赤信号を無視して交差点に進入し、青信号で進入してきた普通乗用車に衝突、そのまま逃げた疑いです。乗用車に乗っていた岡山市の２３歳の男性は重傷です。

警察は、ひき逃げの犯人が赤木容疑者と知りながら、警察官にうそを言って犯人を隠避した疑いで、岡山市北区の大学生、赤木風斗容疑者（２１）、赤磐市の建設作業員、宮本輝成容疑者（２１）、岡山市東区の会社員、藤堂貴之容疑者（２１）の３人を合わせて逮捕しました。４人で車に乗っていたとみられています。

警察は捜査に支障があるとして、4人の認否を明らかにしていません。

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