広島県廿日市市の商業施設で、掛け布団などおよそ40万円相当を盗んだ疑いで、夫婦とその娘が逮捕されました。警察は県内外で複数の余罪があるとみています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区伴南の夫(57)、妻(48)と娘(25)の3人です。
警察によりますと、3人は1月1日午後8時前、廿日市市下平良の商業施設で、掛け布団2枚や衣料品、装飾品などあわせて9点(販売価格合計40万3700円)を盗んだ疑いがもたれています。
被害店舗から届け出があり、警察が捜査をしていたところ、防犯カメラの映像などから3人を特定したということです。警察は捜査に支障があるとして、3人の認否を明らかにしていません。
3人のうち、夫と妻は、同じ日の午後6時半すぎ、廿日市市阿品3丁目の商業施設内の衣料品店で、衣服5着(販売価格4万9280円)を盗んだ疑いで9日に逮捕されていました(3月29日処分保留)。
警察は2人が衣料品店で窃盗をしたあと、今度は3人でおよそ5キロ離れた別の商業施設に車で移動したとみています。
警察は、県内外の大型商業施設を中心に同様の被害が確認されているとして、3人に複数の余罪もあるとみて捜査を続けています。
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