オリスジャパンは、高度計を搭載した腕時計「プロパイロット アルティメーター」と、キャラクターのカーミットが日付窓に登場する「プロパイロットX キャリバー400 カーミットエディション」を発表した。どちらも機械式の腕時計で、4月に発売予定。「プロパイロット アルティメーター」は880,000円、「プロパイロットX キャリバー400 カーミットエディション」は660,000円。スイス・ジュネーブで開催されているイベント「Watches and Wonders 2023」に合わせて発表された。
「プロパイロット アルティメーター」は、2014年に発表した、世界初で唯一という機械式の高度計が搭載された機械式腕時計。今回発表された新作は、高度計の機能を向上させ、カーボンファイバー製ケースを採用、スリムで軽量化したのが特徴。
時刻とともに、高度をダイヤルに表示。高度6,000mまで表示でき、前モデルの4,500mを大幅に上回る仕様になった。裏蓋にはメートル・フィート換算尺が記される。厚さを1mm削減したというカーボンファイバー製ケースは、スイスの9T Labsが開発した新しい製法で成型される。
ムーブメントは機械式で自動巻きの「キャリバー793」を搭載。パワーリザーブは56時間。
ケースはカーボンファイバー製。風防は両面無反射コーティングの両面ドーム型サファイアガラス。裏蓋はグレーPVD加工のチタン製。ストラップはグリーンのテキスタイル、裏地はブラウンレザーで、チタン製フォールディングクラスプが備わる。防水性能は10気圧防水。ケース径は47mm。
「プロパイロットX キャリバー400 カーミットエディション」は、ディズニーマペットのカーミットが日付窓に現れるという遊び心を加えたモデル。毎月1日になると日付窓にカーミットの顔が表示される。ダイヤルのカラーには鮮やかで優しいピスタチオグリーンが採用されている。
ベースとなっている「プロパイロットX キャリバー400」は、チタン製ケースでケース径39mmの3針モデル。ケース・ブレスレット、リューズはチタン製で、風防はサファイアクリスタル。防水性能は10気圧防水。裏蓋はサファイアクリスタルのシースルーバック。
オリス渾身の自社開発・高性能ムーブメント「キャリバー400」が搭載されており、5日間(120時間)のロングパワーリザーブ、シリコン製パーツの採用による非常に高い耐磁性、駆動パーツの高い耐久性を実現しており、ユーザー登録を行なうことでメーカー保証期間は10年間になる。推奨オーバーホール期間も10年と案内されており、長期間安定した可動が可能になっている。
ムーブメントの精度はクロノメーター認定基準内となる平均日差-3秒～+5秒。ケース径は39mm。
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