河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)は29日の参院地方創生・デジタル社会形成特別委員会で、
自らの短文投稿サイト「ツイッター」でのブロック(閲覧制限)を巡り
「見知らぬ者への誹謗(ひぼう)中傷は許されないのは当然のことで、公人こそブロックなどで姿勢を示すべきだ」との見解を示した。

日本維新の会の柳ケ瀬裕文氏から「大臣はむしろ発信に努めるべきで、なぜブロックするのか」と問われ答弁した。
河野氏は「街中ですれ違った人をいきなり罵倒したり、罵倒されるようなことがあってはならない。ネットの社会でも同じだ」と反論。
「ネット上の中傷で自殺に追い込まれる事態も起きている」として「大臣など公人が毅然(きぜん)とした対応をとること」の正当性を説いた。

時に「ブロック太郎」とやゆされる河野氏に対し柳ケ瀬氏は「知人の首長がブロックされショックを受けている」と質問の背景を説明。
「何が誹謗中傷になるのかは主観的なものだ。影響力も大きいので、可否の判断は慎重であってほしい」と訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1763b845913d2cce18046b7666692cda07dc4b2