自由で開かれたインド太平洋 [163661708]
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カマトトぶってんじゃねーぞ
中国を仲間外れにしたいんですって言えよ
https://www.asahi.com/articles/DA3S15597262.html
(社説)インド太平洋 中国とも共存の道探れ
元のスレタイは
自由で開かれたインド太平洋←これ
ね
ロシアのウクライナ侵略で世界の秩序が揺らぐなか、日本がインド太平洋の平和と安定に、積極的な役割を果たそうという姿勢は評価できる。ただ、この地域に影響力を持つ中国との関係を抜きに、安定した秩序はつくれない。構想を肉付けする知恵と実践が試される。
岸田首相が先週、訪問先のインドで講演し、日本の外交方針「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP=Free and Open Indo―Pacific)を発展させる新たな計画を発表した。力による現状変更や経済的な威圧を認めない「平和の原則と繁栄のルール」など四つの柱を掲げ、2030年までに官民合わせて750億ドル以上の資金支援を表明した。
安倍元首相が16年に打ち出したFOIPは、太平洋とインド洋という二つの海を一体のものととらえ、ルールに基づく国際秩序の構築を通して、アジアからアフリカに至る地域の安定と繁栄をめざすものだ。
米国政府にも共有され、道路や港湾などのインフラ整備、海上保安機関の能力向上への支援など、具体的なプロジェクトも積み重ねてきた。21年から首脳会合を重ねるQuad(クアッド)と呼ばれる日米豪印4カ国の枠組みにもつながった。
首相は今回、ウクライナ侵略に対する各国の態度に大きなばらつきが出たことを踏まえ、国際社会が分断や対立に導かれるのではなく、広くまとまれるビジョンとして、FOIPの意義が増していると訴えた。
「自由」と「法の支配」に基づく地域秩序という基本線は維持しつつも、「対話によるルール作り」や「イコールパートナーシップ(対等な協力関係)」を強調した。日本や欧米などの先進国と、「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国で、ロシアへの対応が必ずしも一致しない状況を踏まえ、双方の連携を強く意識したものだ。
ただ、「重要地域」として、東南アジア、インドを含む南アジア、太平洋島嶼(とうしょ)地域の三つを挙げる一方で、演説中、中国への言及は一切なかった。
FOIPにはもともと、強引な海洋進出を進める中国に対する包囲網、中国が掲げた巨大経済圏構想「一帯一路」への対抗措置との見方があった。
それを打ち消すかのように、安倍氏が施政方針演説で、大きな方向性が一致すれば「中国とも協力」すると述べたこともあったが、中国を包摂しようという動きは進まなかった。むしろ、米中の対立や日本の安保政策の転換で、溝が深まっているのが現状だ。新計画を機に、中国との対話を深め、共存共栄の秩序を探らねばならない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています