https://news.yahoo.co.jp/articles/40415e8b79be88951ef49757fb5b2711d5c837ea

春季特別展「真宗と聖徳太子」 龍谷ミュージアムではじまる 京都市下京区

浄土真宗と聖徳太子の知られざる関わりを読み解く展覧会が、京都市内で1日から始まりました。この展覧会は、京都市下京区の龍谷ミュージアムで浄土真宗を開いた親鸞の生誕850年を記念して開かれたもので、親鸞があがめていた聖徳太子と浄土真宗との関わりを示す掛け軸や彫刻などおよそ90点が展示されています。このうち「親鸞聖人絵伝」には、聖徳太子が創建した京都の六角堂へ、毎晩、参に訪れていて親鸞が、夢の中で聖徳太子からお告げを受ける様子が描かれています。また、聖徳太子が阿弥陀如来に宛てた手紙を親鸞が書き写したという古文書は親鸞の独特な筆づかいをうかがい知れる貴重なものです。このほか真宗派の寺に伝わる聖徳太子の像なども展示され、聖徳太子への信仰の広がりを知ることができます。浄土真宗と聖徳太子の関わりを読み解くこの展覧会は、途中、展示替えを挟んで5月28日まで開かれています。