1日午前11時45分頃、長崎市田中町の下水処理場で、点検作業をしていた業者の男性職員から「赤ちゃんが流れてきている」と119番があった。消防から通報を受けた長崎県警長崎署員が駆けつけ、その場で死亡が確認された。

同署や市の発表では、遺体は排水や下水からごみを除去するための網に引っかかった状態で見つかったという。性別は不明で衣服は着ておらず、へその緒はついたままだった。

市下水道施設課によると、処理場には東長崎地区の一般家庭や商業施設などからの排水や下水が流れてきているという。長崎署は死体遺棄容疑を視野に、遺体の身元や死因を調べる。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230402-OYT1T50034/