モメンらは『ノーカントリー』(2007)という映画を覚えているか?大金を持ち逃げした主人公が謎の暗殺者シガーに追われる傑作スリラー [562983582]
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ハビエルバルデムがスゲー怖いんだわ😳 話は普通だけど雰囲気が上手いよな
あいつに追われる恐怖が伝わってくる ボストンバッグ盗んだやつが料金所辺りで死んだのワロタわあと最後普通車に轢かれて死ぬエンディングもワロタわギャグ映画だよな >>2
今までに見た映画の中でもっとも強烈なもののひとつだった
画面に映ってる時間を合計すると2分もないと思う
なのに印象に残る >>1
ノーカントリーはなにがすごいってストーリーはなんの変哲もなくて別に面白くないんだよ
それなのにあれだけ映画として見応えあるのが本当にすごい
カメラワークと演技がいかに優れてるかがよくわかる 少年の乳首には優しいシガー
これにはシガーもシガー笑い あいつ怖かったな
屠殺道具で額に穴あけて殺すのも怖い 変なトリックや気負ったメッセージなんか映画の面白さには本質的に無関係だというのがよくわかる >>6
えっ?これって笑っていいやつなの?みたいなよくわからんシーンが随所に散見されるんだよな
監督のコーエン兄弟は元々コメディ畑の人だからその辺も狙ってやってんだろうけど
そういう意味ではかなりファーゴに似てる
シガーが横っちょから追突されるくだりは完全にギャグ 芝居が出す雰囲気と間が上手いんだよな
あいまって空気感になって引き込まれていくんだわ 初めてできた彼女とみに行って、途中寝てしまってフラれた思い出
この映画の名前聞くと涙出る 良いとは聞いてるけどそんなに名作なのか?たしかネトフリにあったから観てみるわ トミーリージョーンズの語りもいい
札束が入ったカバンを漁ったり牛乳飲んだり
何のセリフもない普通の動作なのにどのシーンも引き込まれる 007で久しぶりに見たんだけど印象変わってたな
ノーカントリーが強烈過ぎたのもあるが >>10
昨日見返したけどストーリーはほぼ皆無に等しかった
主人公が金を持って逃げる、シガーはそれを追う
その模様を横目にトミーリージョーンズ演じる保安官が手をこまねいて見てる、っていうただそれだけの話を圧倒的なキャメラの筆力でもって2時間もたせてる
すごい映画だよ 目立ち過ぎる殺し屋って映画的にはいいけど
実際だと不便な気がする >>11
馬の方はCigarやけどこっちのシガーはスペルが違うはず
Chiguhrだったかな 結局どうなったんだっけ
逃げ切って金を手に入れられた?
追跡してた殺し屋はどうなった?
どういう訳か思い出せない ストーリーが無いんじゃなくてコンセプトが薄いだけ
ハイコンセプト映画ではなくソフトストーリー映画って話だと思うぞ >>2
あの銃って圧搾空気だけなのか弾丸あるのか悩んだけど屠殺用って金属片が入ると困るからやっぱ空気だけの武器だろうなあ >>17
メッセージ性でいうとけっこうある方じゃない?
シガーは一体何を象徴しているのか、だとか
ラストシーンでトミーリージョーンズが語る夢の意味は何なのか、だとかいろいろ考える余地がある
逆にストーリーを重視で見てるとあのラストにはちょっと耐えられないと思う 雰囲気特化の映画だからハマる人とハマらない人とで極端に分かれるよな カーソンウェルズが「ビルの階数とエレベーターのボタンの階数が違う」云々って何だったの? コイントスで勝ったコインをポケットに入れちゃダメな理由がわからない >>36
そうそう
そういうのが映画の中でくどくど深刻ぶって説明されてないのがいい ストーリーは一切面白くないし何があるわけでもない糞映画
ただシガーてキャラが最高 ハヤカワから原題通りの新訳出たからお前らも買えよな 原作まで読んだけど何が言いたいのかよく分からんかった あのハビエル・バルデムのキャラはどこから来てるんやろな
めっちゃ独特で最高だった 「オッサンは世の中悪くなってくわwと言うけれど
実際狂ってるのはオッサンのほうだろwwww」
という話です >>25
見てないんなら絶対に見た方がいい
ハマる人は本当にハマる映画だと思う
未だかつてない暗殺者のビジュアル、ハードボイルドを文字通り具現化したような空気感、見るものを呆気にとらせる不条理なラスト、どれをとっても素晴らしい モーテルのドア越しの対決が無茶苦茶格好良くて面白かった
見せ方が上手い 特に何も無いのに目が離せないという良い映画の条件を満たしてる アカデミー作品賞の中でダントツでつまらん映画だった
持ち上げてるやつは
「これをわかる俺スゲー」言いたいだけ ファーゴと比べるとだいぶ落ちる
コーエンベスト3は
ファーゴ
バーンアフターリーディング
インサイドルーインデイヴィス
わかってる奴らの間で異論はでないだろう ファーゴは何が面白いのか一切謎
アメカスの糞つまらないノリでしかない
あれ好きな奴は100パーアメリカ被れの気持ち悪いオタクで見た目がだいたい似通ってる 本物の殺し屋があんな特徴的な髪型するとは思えない
子供騙しの映画 何が言いたかったのかわからんが
見てて面白い不思議な映画 「2人で昔に戻ったような夢で、俺は馬に乗り夜中に山を越えていた。山道を通って行くんだが、寒くて地面には雪が積もっていて、親父は俺を追い抜き何も言わず先に行った。体に毛布を巻き付けうなだれて進んでいく。親父は手に火を持っていた。昔のように牛の角に火を入れて、中の火が透けた角は月の色のようだった。夢の中で俺は知っていた。”親父が先に行き闇と寒さの中、どこかで火を焚いている”と。”俺が行く先に親父がいる”と。」 シガーの意味不明な会話は今思えば完全に晋さんの国会答弁のパクリだったよな コイントスで生き残った店主の時に見せる顔がかわいい 主人公は関わりを持った人間全てに強制的に2択の賭けを迫り生なら悪人でも見逃すし死か出たら罪の無い人でも殺す神の不条理的側面の象徴
屠殺銃を使ってるのも神からすればどんな人間も畜産動物に過ぎないため
という解釈だったけどラストの少年に対しては服代を渡した上で見逃してるし結局よく分からん for oldman省いたせいで日本人にテーマが伝わらない映画 劇中、常に奴に追われてる恐怖感が凄いんだよな
すぐ背後にいるんじゃないかってくらい追跡能力が高い
2時間ほぼずっとドキドキできる映画は初めてだった >>70
欧米人は神の処罰好きだよな
グリム童話の「死神の名付け親」は最後に死神が主人公の寿命のロウソクの火を消すけど、日本人が改変した落語の「死神」では自業自得でロウソクの火が消えるオチ ファーゴも殺し屋に追っかけられる話だったが
この設定好きだよな >>40
小説版だともっとつっこんだ説明があったんだったか、誰かの考察か忘れたが
あのボスは雇われのボスで、隠された階の方に本物のボスがいるとかなんとか DVD持ってるわ
戦闘シーンが
ラストオブアスみたいで好き コイントスを強要するルーティンを
破った直後に自動車事故で瀕死になるんだよな ファーゴってむかしの友達のアジア人出てきたけどあれなんで出てきたんだっけ
好意持ってるみたいでちょっときしょかった記憶あるけど、なにかストーリーに絡んでたんだっけ 劇伴がなくてずーっと独特な緊張感があったねファーゴの次に好き アル中のおっさんと敵討ちに行って片腕無くなる話だっけ確かに意味わからんかったわ 山上キャノン作るより実用的だよな って考えた事はある >>75
ちょうど>>70のセリフで終わるんだよね
どれだけ空が曇っていようがその雲の向こうには必ず太陽があるんだよ、という「a silver lining」なることわざが英語にあるんだけどまさにそんな意味なのかなと思う
混迷をきわめた時代の先には必ず希望の灯火のようなものがある
その際には父親のような立ち位置の先人が先鞭をつけてくれる
そういう楽観主義的な価値観を持った人間が原題に冠されるオールドメンなわけだけど(そして作り手たちも恐らくトミーリージョーンズの側に立っている)
残念ながら今の世の中はどうしようもなく腐り切っていてシガーのように不条理でオールドメンのいう希望なんざどこにもないんだわ、ということを暗示してもいる >>70じゃなくて>>65だった
ちなみに>>70に関しては不条理の体現者であるシガーですら不条理からは逃れられないのだ、みたいなシニカルな笑いを誘う場面だと思う
事故を起こしたあの瞬間にシガーは神的な位相から引きずりおろされたのかもしれない ファーゴは実際に起きた出来事を映画にした触れ込みだから見たのに
最後に嘘でーすは酷すぎると思ったわ
まぁ中盤あたりからいろいろおかしかったけど
ノンフィクション風のフィクションですと最初から歌ってたら絶対に見なかった詐欺みたいな映画 ガススタのおっさんとの会話が印象的だった
しかも意味がわからん 行動力のある嫌儲のおっさんみたいな殺し屋が延々と追いかけてくる 原題はノーカントリー・フォー・オールドメンだし
現在の日本と親和性が高い 男が好きなつまらない映画の典型だって宇多丸が言ってた 雰囲気めっちゃいいよなコーエン兄弟の映画は
スリービルボードも似た雰囲気を感じた >>52
ノーカントリーフォーオールドメンを略しちゃったよね
コーエン兄弟の他の作品と比べるのもいいけど同じ原作者コーマック・マッカーシーの(The Counselor 邦題:悪の法則 の映画版リドリー・スコット監督)と見比べるのも面白いかもしれない ノーカントリー好きな人はボッシュも好きそうあと特捜部qとか 警察官が危機を悟って諦めた奴か
コーエン兄弟の謎の語りはよくわからんわ そっちは観てないけど「悪の法則」は観た
キャメロン・ディアスが怖い 何回見ても飽きないよな
洋画のモーテルの雰囲気好きだわ 今日は悪の法則観てみるわ 9年前のか
全くノーマークだったわ >>88
原題がノーカントリーフォーオールドメンだからオールドメンがいるやろ >>92
あの通りの事件は起きなかっただけでいろいろ実在の事件を組み合わせてるらしい
ウッドチッパーで死体を粉々にした事件は昔世界丸見えでやってたのを覚えてる イルカで検索したらこのスレ出てきた
警官役のトミーリージョーンズ最後諦めて終わり不完全燃焼だった記憶 シガーがじぶんで銃創の治療するところとか
主人公が靴を買ったりアタッシュケースを隠したりするシーンとかがなんかおもしろかっこよくて好きなんだけど
話の意味が全然分からなくてイライラしてしまうから飛ばし飛ばしで好きなシーンだけ見てた 諦めてはないだろ父親から火を受け継いで自分も次に受け継がなきゃって話だろ 殺し屋の割には無関係な人殺しすぎ、いかにもアメリカの大味な映画 ダクトにカバンやら何やらガンガンぶつける所で「うおおおぉぉぉい!もっと静かにやれよ!!!」って言いたくなる >>115
同じこと思ってたけどハラハラさせる演出なんじゃないかとも思う ウッディハレルソン扮するインテリヒットマンがまた良いアクセントになってる
銃を突きつけられて話す場面の緊張感がやばい あとシガーが撃たれた足を治療する場面が好き
半端にダメージを与えても治せるぞっていうのと、怪我をするからしっかり人間だぞっていうのが同時にくる感じ シガーが神や悪魔の如く振る舞うのに最後に人間のルールに従って
青信号で車発進させたら事故るとか最高に皮肉が効いてるよな >>58
バーンアフターリーディングの方がクソだろ
通はビッグリボウスキ一択 >>124
こういうバトル漫画的な面白さはわかるんだけど保安官の語りとかは正直退屈だった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています