「ガーシーは、礼儀正しく温厚なヤツですよ。日本で報じられる“悪人像” は、マスコミの印象操作かなと(笑)」

 ガーシー氏(51)をこう擁護するのは、UAE(アラブ首長国連邦)在住の大谷行雄氏(71)。かつて赤軍派高校生として活動していた過去を持ち、1970年に渡米。日本とアメリカを行き来していたが、数年前に中東に移住した。現在は、起業・移住コーディネーターとして活動する傍ら、現地の王族らと日本旅行をするほどの太いパイプを持つ。

「ガーシーとは、ドバイに彼を呼んだ実業家のA氏に紹介されました。ガーシーは、『ネオトウキョウプラン』という、アラブに日本人街を造る計画を掲げていました。その拠点として、ドバイなどと並んでUAEを構成する首長国のひとつ、ラアス・アル=ハイマ(通称RAK)に、彼は注目していました。RAKはまだ日本人が少なくて、物価も安く、若い方も住みやすい。RAKを拠点にしている私も、以前から同様に考えていて、彼のプランに共感しました」

 大谷氏と出会った当時、ガーシー氏は現職議員で、現在は凍結されたが100万人以上の登録者数を誇ったYouTuber。彼の影響力を見込み、大谷氏はRAK王宮での会談をセッティングした。

「2022年の8月に、王族系大企業の副会長を務めるビジネスマン、シェイク・マジェット殿下と引き合わせたのですが、ガーシーは、王宮では借りてきた猫みたいにおとなしくなっちゃって(笑)。二重人格なんかと思いました」

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