投票呼びかけに「電話番号を教えた覚えはない」と怒声、困惑の陣営「アポ電強盗の影響だ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb2843f6e72a3c2d81bcd481dc251449a1c05c5f

 一連の「闇バイト」強盗や、資産状況や家族構成を聞き出す「アポ電」(アポイントメント電話)後の強盗事件が相次いでいることを受け、統一地方選に出馬している候補者の陣営が電話による投票呼びかけに苦慮している。

防犯意識の高まりで、選挙運動も変化しているようだ。


 「どこで電話番号がわかったんだ。教えた覚えはないぞ」


全国の強盗事件に関与した疑いのある容疑者の男4人がフィリピンから移送された直後の2月中旬、北海道の道議選に出馬した現職の事務所。

40歳代の女性スタッフが後援会の名簿に記載されている電話にかけると、高齢男性の怒声が響いた。

 公職選挙法では、電話での投票呼びかけは選挙期間中は認められており、それ以前でも後援会活動の電話は可能だ。
札幌市内の選挙区から立候補したこの現職の男性候補の陣営では、こうしたトラブルが複数件あった。