岸田首相&翔太郎秘書官「Colaboを守れ!」…“お触れ” 発出に厚労省は「現場と認識がズレている」不満たらたら
https://news.yahoo.co.jp/articles/35232f788e554d03148559b2f06bd4c7be261d3d

不正会計疑惑が払拭されてからも、Colaboへの攻撃は続いた。
同団体が定期的に開いている「バスカフェ」は妨害を受け、活動の休止を余儀なくされている。
最近では、悪質な男性について接近・妨害を禁止する仮処分が出るほどに。

冒頭の文書は、そのような妨害行為を受けるColaboを守れという “お触れ” だ。文書には、

《今般、「若年被害女性等支援事業」において、事業の妨害が疑われているところです。
どのような事業であれ、暴言や威力等の妨害行為等によって、
支援が必要な方に、支援が届かなくなるようなことは、あってはならないことです。

つきましては、様々な困難な問題を抱える女性への支援に当たり、
暴言や威力等による業務の妨害行為等に対する対応方策や
効果的な支援活動につながる代替策の事前の検討などに努め、
必要に応じて都道府県警察に相談するなど、適切な対応を検討いただくようお願いします。》

と綴られている。

この “お触れ” が出たきっかけは、岸田文雄首相の長男・翔太郎秘書官なのだという。
前出の関係者が語る。

「妨害行為は収まっていないばかりか、警察が傍観しているような動画もSNS上に出回ってしまいました。
これを、翔太郎秘書官が見つけて岸田総理に伝えたため、
総理から制度設計を進めた厚労省に『これはダメだろう』と苦言が呈される事態になりました。

都が委託したとはいえ、そもそもは国の補助事業なので、こうした通知を出すことはあるのかもしれません。
しかし、都が団体の活動を是正する方向で動いていたのに、
突然『団体を守れ』という違ったベクトルの通知を出すことになり、厚労省内では抵抗もありました。

ただ、首相の言うことに逆らうわけにもいかず、『子ども家庭局家庭福祉課長』という
目立たない肩書で出すことになったのです。

いま最も力を入れている子ども施策の先には、やはり女性が活躍できる社会を作るという目的も含まれます。
そのあたりが首相と秘書官の琴線に触れてしまったのかもしれませんが、
現場の認識とのズレへの不満が起きました」