中国偵察気球、通信傍受か 複数の米軍基地で
4/3(月) 22:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/1635a06997839641347fe0d7b04d2806fe55207b

 【ワシントン共同】米NBCテレビは3日、1月下旬から2月上旬にかけて米上空を
飛行した中国の偵察気球が、複数の米軍基地の兵器システムが発する信号や
兵員間の通信を傍受していたと報じた。収集した情報はリアルタイムで中国本土
に送っていたという。複数の米当局者の話として伝えた。

【写真】「せんだい宇宙館」の職員が望遠鏡を通しスマートフォンで撮影した、中国
の偵察気球に似た飛行物体

 実際に通信傍受されていたことが確認されれば、米東海岸沖の海上に到達する
まで偵察気球の撃墜を見送ったバイデン政権の判断に改めて批判が集まりそうだ。

 国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は3日、偵察気球による
「情報収集を制限する措置を取った」と改めて強調した。