“原辰徳”として生まれた宿命――3人の原辰徳さんに聞いた同姓同名でよかったこと、困ったこと

世の中に同姓同名の人物は山ほどいる。だが、同姓同名にも2種類のパターンが存在する。それは偶然被ったケースと、あえて「被せにいった」ケースである。

 巨人には「坂本勇人」が2人いるが、これは前者のパターンだ。育成契約の捕手として在籍する坂本は2002年生まれで、2007年巨人入団の元祖・坂本とたまたま名前が被っていた。期せずして球界のスターと同姓同名になってしまえば、世間から好奇の目で見られるのは間違いない。捕手・坂本は想像を絶するプレッシャーを背負い、プロの世界で戦っているのではないだろうか。

 そこで、私は同姓同名の宿命を背負った人物に話を聞くため、調査を開始した。今回調査したのは「被せにいった」同姓同名のケース。その名も「原辰徳」である。

(以下ソース)

https://bunshun.jp/articles/-/61758