ミリレポ
@sabatech_pr
ロシアのタタールスタン共和国ニジネカムスクでロシア正教会の鐘楼が砲火された。モスクワでのモスク建設反対運動に激怒したイスラム教徒のタタール人によるものとされる。ロシアではモスクワでのモスク建設を巡って、宗教間対立が高まっている
直立演人
@royterek
モスクワにおけるモスクの建立に反対するモスクワ市民たちの声明に対してカディロフツィが反発した件、これはプーチンにとってはかなり頭の痛い事象なのではないか。プーチンがモスクの建立を認可したのは明らかなわけで。プーチン無き後のロシアの未来を予兆するかのようだ。
モスクワでのモスク建立の件、前線兵士らの一部も抗議声明を発表。戦場では正教徒もムスリムも同じ部隊で戦っていることも珍しくないだろう。プーチンがこの火種の取扱いに失敗したら、ウクライナとの戦争どころの話ではなくなってくるのではないか。今後の展開が注目される。
火種となっているモスク建立の件、予定地はモスクワ郊外のコシノ=ウフトムスキー地区(Косино-Ухтомский)で、6000人収容可能とされるモスクは建立されたらモスクワの救世主ハリストス大聖堂の4倍ほどの大きさになるとのこと。同地区副議長は建立反対者に対し「脱ナチ化するぞ」と脅した過去がある。
ていうか、ムスリムはユダヤ教徒と同じく平信徒が集団でお祈りしないといけないから、信者がたくさんいる地区には巨大なモスクやシナゴーグがどうしても必要になってくるんだよな。しかし、建立予定地は正教徒らにとっていろんな伝説が蓄積された聖域のようにみなされているから、ややこしくなりそう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/post-101235.php