音楽評論家ピーター・バラカン氏が4日に放送されたNHK「クローズアップ現代 坂本龍一 最期まで音楽と共に」に出演し、先月28日に亡くなった音楽家・坂本龍一さんへの思いを語った。

 「YMO」のマネジメントを担当し、歌詞の翻訳などで親交があった。坂本さんが手がけた曲について「坂本龍一は誰も世界で作らないような自分だけの音を次々と作っていた人ですからね。それが僕の耳にはすごく東洋的な音に聞こえました。というか日本的な音に聞こえていました」と話した。

 しかし、坂本さんは「完全に西洋音楽を作っているつもりでいる」と話していたという。独特な音楽センスを持っていた坂本さんを「本当にユニークな音楽を作っていて、それは彼の一番の功績かどうかは難しいですけど、かなり大きいと思います」と評した。

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