[ジャカルタ 6日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)は6日、U─20ワールドカップ(W杯)の開催権を剥奪したインドネシア・サッカー協会(PSSI)への開発資金を凍結したと発表した。

U─20W杯は5月20日から6月11日にかけてインドネシアで行われる予定だったが、イスラム教徒が人口の大半を占める同国内でイスラエルが大会参加することに関連してデモや組み合わせ抽選会中止などの騒動が起きたことで、FIFAが開催権を剥奪していた。

FIFAはPSSIへの制裁について「暫定的な制限勧告」とし、改善計画次第で制裁解除を検討するとの見解を示している。

FIFAは2015年、政府の干渉を理由にインドネシアの国際大会でのプレーを禁止する措置を下したことがある。

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