きょう未明、神奈川県横須賀市の住宅で70代の夫婦が死亡しているのが見つかり、警察はこの家に住み、連絡が取れなくなっている長男が事情を知っているとみて行方を捜しています。
110番通報
「家族と数日前から連絡が取れず、家に入れない」
きのう午後10時半頃、神奈川県横須賀市で家族と連絡が取れなくなった親族から通報がありました。
家の雨戸は閉められ、全ての出入り口には鍵がかけられていたといいます。
記者
「遺体が見つかったこちらの家では2階の窓ガラスが割れています」
駆け付けた警察官が窓ガラスを割り、家の中に入ると、1階の和室に敷かれた布団の中で高齢の夫婦が死亡しているのを見つけました。
死亡していたのは、小野星三男さん(75)と妻の泰子さん(72)です。2人の遺体は、死亡してからある程度の時間が経った状態だったといいます。
近所の人
「(泰子さんと)1週間前くらいにバス停で『お出かけ?病院よ』と話した」
「ご夫婦はすごく仲が良かった」
妻の泰子さんは、自治会の集まりに積極的に参加していたといいますが、ここ数年は杖を使って歩くようになったといいます。
近所の人
「奥さんが最近、脚があまりよくなくて、杖をついて歩いていた。最近は、旦那さんが買い物とかに行っていた感じだった」
一方、この家には40代の長男も同居していたといいますが、連絡が取れていないといいます。
近所の人
「息子さんは見たことがない」
「(Q.息子さんを見たことある?)ほとんどない」
警察は、行方が分からなくなっている長男が小野星さん夫婦が死亡したいきさつを知っているとみて行方を捜しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/544425d2d23ab7244bd7f190f754a03ea3041061