僕の場合、結婚した相手が有名な方だったので、全く別の基準で批判されてしまうことが確実にありました。
特に『CASSHERN』(2004)のときの不当な批判はもう、ひどかった。
どう考えても色眼鏡だし、どう見ても不当なジャッジだし、
なんなら映画を見ていないことが明確にわかる批判もありました。

──約20年経った今も批判があるのですか?

いまだにありますね。もちろん、『CASSHERN』は完璧な作品ではありません。
初めて書いた脚本だったし、稚拙だったと思います。しかし、メチャクチャ批判したのは日本人だけで、
他の国の方々からは熱烈に受け入れられました。
まあ、逆の考え方をすれば、20年前の作品が今もこうやって語られることは、
それくらい印象に残ったということでしょう。
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