ひざまずいた同僚を角材で殴ったか 頭がい骨骨折で死亡 とび職の男を傷害致死罪で起訴 静岡地検沼津支部
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静岡県御殿場市の資材置き場で一緒に働いていた男性を殺害したとして
殺人容疑で逮捕・送検された男について、静岡地検沼津支部は7日、
傷害致死の罪に切り替えて起訴しました。

傷害致死の罪で起訴されたのは、静岡県小山町に住むとび職で26歳の男です。

起訴状などによりますと、この26歳の男は、3月16日午後7時45分頃、
御殿場市の資材置き場で、一緒に働いていた30歳の男性の頭に角材のようなものを振り降ろして
頭にケガをさせ、死亡させたとされています。

男性は地面にひざまずいた状態のところ、頭頂部付近を殴られたとされ、
頭蓋骨の亀裂骨折等を伴う頭部外傷と診断されています。
伊豆の国市内の病院で、1日半後に死亡しました。

事件は発生当時「鉄製の資材が当たりケガをした」と労災事故として通報がありましたが、
現場の状況や関係者への聴き取りなどから、警察は26歳の男の犯行と断定し
殺人容疑で逮捕・送検していました。

そして、捜査を進めてきた地検沼津支部は7日、傷害致死の罪に切り替えて起訴しました。
「捜査によって得られた証拠により判断した」と説明しています。