【4月8日付社説】サムスン電子の業績ショック、最後の砦が揺らいだら韓国経済はどうなるのか

 サムスン電子は今年1-3月期の営業利益が前年同期比で96%減の6000億ウォン(約600億円)を記録した。
事業ごとの決算は公表されなかったが、半導体部門で約4兆ウォン(約4000億円)の損失が出たことが主な原因とされている。
サムスン電子の営業利益が1兆ウォン(約1000億円)を下回ったのは2009年の1-3月期以来14年ぶりだ。
韓国を代表する企業がリーマンショック当時と同じレベルの衝撃に直面しているのだ。

 今月下旬に決算発表を予定しているSKハイニックスについても
市場関係者は「4兆ウォン(約4000億円)前後の損失」を予想している。
半導体の売り上げがほぼ全体を占めるため、これがそのまま会社全体の赤字につながる見通しだ。

これまで持ちこたえてきたサムスン電子もSKハイニックスに続き減産を宣言した。半導体景気の低迷が続くため、ここ1年に40%下落したDRAM価格を下支えするための決断だ。
しかし世界の半導体需要の回復は4-6月期には望むべくもなく、下半期の状況を見守るしかない状況だ。
韓国で製造業全体の10%、輸出の20%を占める半導体の1位と2位のメーカーがここ10年以上経験したことのなかった
危機に直面しているのだ。

以下ソース
https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2023040880023