「水でいいです」飲み屋でドリンクを注文しない新入社員 悩む先輩「暗黙の常識」伝えるべきか?

4月、新入社員と接する季節がやってきた。コロナ禍も落ち着きつつある昨今、飲食店で席を共にする機会もありそうだが、
「飲みたくないから」とドリンクを注文しない若者と対面した時、先輩や上司としてどう対応すればいいのだろうか。
ここで強要すれば「パワハラ」「アルハラ」などと問題になる時代である。「大人研究」のパイオニアにして『大人養成講座』
など多くの著書を世に送り出してきたコラムニストの石原壮一郎氏(60)がその打開策を伝える。

新入社員と会社近くの馴染みの飲み屋に。その社員が「僕は水でいいです」とドリンクを何も注文しようとしない。
飲まないのは自由だが、同行者として恥ずかしすぎる……。

世の中には多くの「暗黙の常識」があります。飲み屋さんに行ったら、たとえお酒は飲まなくても、何かドリンク類を注文するのが、
客としての「当たり前の礼儀」に他なりません。客の側が礼儀を守ることは、心地よい時間を過ごすための必須条件です。

ところが、連れて行った新入社員が「水でいいです」と言い出しました。同行者としては、知っている店だけになおさら、
居たたまれない恥ずかしさを感じずにいられません。なんせ「暗黙の常識」だけに、強要していいかどうかという迷いも生じます。

さてさて、微妙だけど、けっこう厄介なピンチに、どう立ち向かうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d96a8b973c0988f7c0833334e1fdff903950a72c