日本ハム新庄剛志監督「崖っぷち」で急浮上する「栗山英樹監督カムバック待望論」

昨シーズン、新庄監督は「優勝は一切目指さない」と発言したが、今シーズンは「優勝しか目指さない」と方針を180度転換した。さらに「BIGBOSS」の称号を捨て、今シーズンからは「SHINJO」と書かれたユニホームを着て戦いに臨んでいる。本人はその理由について「もうチャラけられないから」と説明している。 「そのくらい今年が“勝負の年”ということです。

チーム作りを自由にやらせた昨シーズンはまだしも、今シーズンも最下位ならフロント陣から厳しい評価になることは必至。このまま弱小球団のレッテルが貼られては、新球場の客足にも関わりますからね。監督は1年契約ですし、結果次第では“お役御免”になってもおかしくない。

ただ、そんな状況にもかかわらず、シーズンに入っても“悩み”を感じるシーンが見られる。今シーズンの日ハムはキャンプ中から打順を固定してきたが、3月30日の開幕戦にはそれまでの打順を大きく動かすオーダーで臨んだ。この采配には首をかしげる選手もいました」(スポーツ紙デスク)

仮に新庄監督が今シーズンで退任となった場合、「後任の最有力候補は、ゼネラルマネージャー(GM)である稲葉篤紀氏との見方が強い」(スポーツ紙デスク)が、もう一つ残された“ウルトラC”があるという。 「栗山英樹氏のカムバックです。WBCでの優勝後、自宅のある北海道栗山町でセレモニーが行なわれましたが、多くの町民が集まって祝福していた。3月30日の開幕戦のファーストピッチセレモニーで、彼が急遽登板した際も、観客は大声援を送っていました。

今さらですが新庄監督を超える人気ぶりです。栗山監督はまだ球団に“プロフェッサー”の肩書きで在籍しており、可能性は十分あるでしょう」(スポーツ紙デスク)

WBCで日本中を感動の渦に包み込んだ栗山マジックが再び見られるか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5c542bc47d8f05be665214eb9d24e4dc510ff5b