3月28日に71歳で亡くなった坂本龍一さん。
その坂本さんが細野晴臣さん（75）や高橋幸宏さん（1月に70歳で死去）と結成した
「イエロー・マジック・オーケストラ（YMO）」の作詞で英訳を任されるなど、
長年親交があったブロードキャスターのピーター・バラカンさん（71）が、
友を失った今の心境や、坂本さんとの思い出を語ってくれた。
「本当にありがとう」
4月2日夜、坂本さんの死去が報じられると、バラカンさんは自身のツイッターに一言だけ投稿した。
「訃報が入ってきた時にさみしさはありました。
けれどもステージ4のがんで音楽を作ること自体かなり苦しくなってきたと率直に認めていたので、仕方がないことだとも思いました。
全然隠さずに話していて、そこがまた、かっこ良かったですよね。
ツイッターに書いたのは、ごくごく個人的な気持ちだったんです。
教授（坂本さんの愛称）と出会ったからこそ、今の僕がいるんです」。投稿した一言に込めた思いをそう語った。
https://mainichi.jp/articles/20230408/k00/00m/200/174000c
