指定管理が事実上“打ち切り” 4月から町営に

談話室のおもちゃや漫画などは、指定管理業務ではなく、ことなミライが「自主事業」として置いていたもののため、全て撤去するよう求めました。

まんのう町は、指定管理を継続しなかったのは「総合的な判断」としていますが、理由の一つにはこんな声がありました。
「談話室を高齢者が使いにくい」

(まんのう町 地域振興課/松下信重 課長)
「苦情ではなくて要望というか。子どもたちがそこで遊び回る中で、
例えば高齢者なんかがそこでゆっくり話をしたいなといった時に、
ちょっと入りにくいよねというふうな声はちょっと聞いています」

ことなみ未来館の利用者たちは「子どもの居場所を守ってほしい」と、
指定管理者の継続を求める署名を集め、2月、町内外の1142人分を栗田隆義町長に提出しました。

しかし、町は「談話室の子ども向け設備はことなミライの自主事業」だと回答し、
栗田町長が談話室を訪れ、利用者の声を聞いてほしいという要望も聞き入れませんでした。
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