NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズの情報出現。3nm採用で価格が高騰へ。
2023年4月10日 2023年4月10日 GeForce RTX 5000


NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズの情報が登場。TSMC 3nmで製造され性能はRTX 4000の2倍で最後のモノリシックダイに
NVIDIAでは2024年頃に現在最新鋭のAda Lovelaceアーキテクチャーの後継であるBlackwellアーキテクチャーを採用したGeForce RTX 5000シリーズの投入を計画していますが、今回このRTX 5000シリーズ搭載のBlackwellアーキテクチャーに関するリーク情報がMoore's Law is Deadやkopite7kimi氏より登場しました。

GeForce RTX 5000シリーズでは引き続きモノリシックダイを採用
AMDではRDNA3よりハイエンドモデルのNavi 31とNavi 32でチップレット構造を採用し始めている一方で、RTX 4000シリーズに採用されているAda Lovelaceアーキテクチャーではすべてのラインアップがモノリシックダイを採用しています。



製造はTSMC 3nmで実施へ。GPU価格は更に高騰する可能性
現在のGeForce RTX 4000シリーズに搭載されているAda Lovelace世代のGPUはTSMC N4(5nm改良版)を採用していますが、NVIDIAのBlackwellアーキテクチャーではTSMC 3nmを用いて製造が行われるようです。このTSMC 3nmについては性能面で想定以上に優れているとされているのですが、ウェハー価格はTSMC N4に比べて25%以上高価になる可能性があるようです。

Blackwellではモノリシックダイを採用するという話であるため、仮にRTX 4090に採用されているAD102 GPUのダイサイズのまま、GB102 GPUが登場すればコストは単純に25%上がるため、価格も最低25%、つまりRTX 5090に関しては38万円ぐらいでの販売が行われる可能性があります。特に後述するようにメモリーバス幅が512-bitなどダイサイズが小型化する要素はハイエンドに限って言えば無いため、ハイエンドモデルを中心に価格が大きく跳ね上がる可能性は秘めているようです。


以下ソース
https://gazlog.com/entry/nvidia-geforce-rtx-5000-double-performance/