大陸から黄砂が拡大
明後日12日(水)にかけ日本列島の広範囲に飛来か
https://weathernews.jp/s/topics/202304/100085/
今日10日(月)、黄砂が中国大陸から北海道上空に広がってきています。明後日12日(水)にかけて日本列島の広範囲に黄砂が飛来する可能性があるため、注意が必要です。
2年ぶりに広範囲で観測の可能性
大陸のゴビ砂漠周辺で風が強く、そこで巻き上げられた砂が東に広がりやすい状況です。気象衛星ひまわり9号の観測では、上空の高い所に広がる黄砂の一部が、北海道まで広がっていることが確認できます。

今朝は発達した低気圧がゴビ砂漠付近を進んでいて、周辺では視程が2km未満まで低下するほどです。(視程:水平方向の見通しの効く距離)

日本列島では明日11日(火)から明後日12日(水)に前線が通過した後、現在、大陸に広がる黄砂が上空にやってくる可能性があります。日本国内で黄砂が観測されれば、3月24日に新潟で観測して以来で今年2回目です。

全国11の観測地点のうち、5地点以上で観測されれば2021年5月9日以来で2年ぶりとなります。

予想通りに広がってきた場合は、空が霞んだり、車のボンネットやベランダにうっすらと黄砂が積もる可能性があります。洗濯物の外干しは控えた方が安心です。また、花粉症や呼吸器などの疾患がある方はできるだけ外出を控えるなど注意が必要です。

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以下ソース

(おわり)