前後ウインカーに「シーケンシャルターンシグナル」を標準装備したほか、
国内のホンダ車として初採用となる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を設定するなど、デザイン・機能で注目されました。

また、この際にはグレード体系の変更もおこなわれ、カスタム仕様の「アブソルート」に一本化。
さらにハイブリッド車を「e:HEV」へ名称変更するなど、今後の展開が期待されていました。

しかしながら、2021年末にオデッセイの日本生産・販売を終了することになります。その理由について、
当時ホンダ広報部は、次のようにコメントしていました。

「オデッセイは狭山工場で生産されていますが、狭山工場の閉鎖に伴い、寄居への移管はせずにレジェンドやクラリティと共に
生産終了という判断となりました」

狭山工場は、1964年に完成車の量産工場として誕生。エンジン、プレス、溶接、塗装の製造における各工程をはじめ、
各種部品の取り付け、エンジン搭載や完成車の検査まで一貫生産をおこなっていましたが、現在は新たに作られた寄居工場で一部の工程を引き継いでいます。

そうしたオデッセイの動きがあったなかで、今回約2年ぶりに日本市場へ復活を果たしますが、その理由としてホンダは次のように説明しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5b4bff160be3614d5afc6e291a1ddca6c05654e