韓国大統領府内の会話「アメリカがスパイ」か…機密流出で同盟に影、バイデン政権危機感
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230411-OYT1T50003/

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、SNSに流出した文書の一つには、ウクライナへの軍事支援に関する韓国大統領府内の会話内容が含まれていた。文書には「シグナルインテリジェンス」と書かれていた。電話や電子メールなどを通信傍受した際に使われる表現で、同紙は「米国がアジアの主要同盟国に対しスパイ行為を行ってきたことを意味する」と伝えた。

 この文書ではウクライナに武器供与しない方針を持つ韓国政府が、ウクライナを支援する米国から韓国製弾薬の供給を巡って圧力を受け、苦悩するやりとりが含まれ、方針転換を検討する選択肢も記されていた。